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ボランティア募集に参加する人の性格とは?科学的に解説

    ボランティア

    ボランティアに積極的に参加する人は、どのような性格の特徴を持っているのでしょうか?

    アメリカの研究チームが、性格と動機がボランティア活動への参加にどのように影響するかを調べた論文「The interplay of traits and motives on volunteering」を発表しました。

    この研究では、大学生を対象に、性格検査とボランティア活動への参加動機に関する調査を行いました。

    この記事では、ボランティアに向いている性格と動機について、研究結果をもとに詳しく解説します。

    自分の性格を理解することで、ボランティア活動への参加をより前向きに考えるきっかけになるかもしれません。

    今回も、性格研究者で悪者図鑑著者のトキワ(@etokiwa999)が解説していきます。

    ※MBTI診断よりも科学的な性格診断は、こちらのHEXACO(ヘキサコ)診断!ビッグファイブに新しく1つの指標を追加して、性格のダークさ(サイコパスなど)がわかるようになりました。

    目次

    ボランティアに積極的な人の性格的特徴

    協調性の高さがボランティア参加と関連

    ボランティア活動に積極的な人は、協調性が高い傾向にあります。
    協調性とは、他者に対して思いやりを持ち、協力的で信頼できる性格特性です。
    研究結果によると、協調性の高さはボランティア参加と最も強い関連性を示しました。
    つまり、協調性の高い人ほど、ボランティア活動に参加する可能性が高いということです。
    このような特徴を持つ人は、他者の役に立ちたいという思いが強く、社会貢献に興味を持ちやすいのかもしれません。
    また、協調性の高い人は、チームワークを大切にし、他者と協力することを好む傾向があります。
    活動では、多様な人々と協力して目標に向かって取り組むことが求められます。

    外向性もボランティアと関わりあり

    外向性もまた、ボランティア参加と関連性があることが分かっています。
    外向性とは、社交的で積極的、活動的な性格特性を指します。
    研究では、外向性の高さが参加と弱いながらも正の相関を示しました。
    このことから、外向的な人は活動に参加しやすい傾向があると言えるでしょう。
    外向的な人は、新しい環境や人々と交流することを好む特徴があります。
    ボランティア活動では、様々な人と出会い、コミュニケーションを取ることが求められます。
    外向性の高い人は、このような社会的な交流を楽しみながらボランティアに参加できるのかもしれません。
    また、外向的な人は、自分から積極的に行動を起こす傾向があります。
    ボランティア活動に参加する際にも、自ら進んで役割を引き受けたり、新しいことにチャレンジしたりしやすいでしょう。

    誠実性、神経症傾向、開放性とボランティアの関連は弱い

    一方で、誠実性、神経症傾向、開放性とボランティア参加の関連性は弱いことが示されています。
    誠実性は、勤勉で責任感が強く、規律正しい性格特性を指します。
    神経症傾向は、不安や悩みを抱えやすく、情緒的に不安定な特徴を表します。
    開放性は、知的好奇心が高く、新しいアイデアに興味を持つ性格特性です。
    これらの性格特性は、ボランティア参加とは直接的な関連性が低いようです。
    つまり、誠実性、神経症傾向、開放性の高低が活動への参加に与える影響は限定的だと言えます。
    ただし、これらの性格特性が間接的にボランティア参加に影響を及ぼす可能性は否定できません。
    例えば、開放性の高い人は、新しい経験を求めて参加するかもしれません。
    また、神経症傾向が高い人は、ボランティア活動を通じて不安や悩みを軽減させる効果を期待するかもしれません。

    ビッグファイブ性格検査で性格の特徴を測定

    ビッグファイブ性格検査は、人の性格特性を5つの次元で測定する尺度です。
    以下の5つの性格特性を評価します。

    • 外向性:社交的、積極的、活動的な特徴
    • 協調性:思いやり、協力的、信頼できる特徴
    • 誠実性:勤勉、責任感、規律正しい特徴
    • 神経症傾向:不安、悩みを抱えやすい、情緒的に不安定な特徴
    • 開放性:知的好奇心、新しいアイデアに興味を持つ特徴

    ビッグファイブ性格検査を用いることで、個人の性格特性を包括的に理解することができます。
    ボランティア活動との関連で言えば、協調性と外向性の得点が高い人は、参加しやすい傾向があると言えるでしょう。
    一方、誠実性、神経症傾向、開放性の得点は、参加との直接的な関連性は低いようです。
    ビッグファイブ性格検査は、自己理解や他者理解に役立つツールであり、ボランティア活動への適性を考える上でも参考になると考えられます。

    ボランティアへの参加動機

    他者への思いやりや利他的な価値観が動機に

    ボランティア活動に参加する動機の一つに、他者への思いやりや利他的な価値観があります。
    利他的な価値観とは、自分の利益よりも他者の利益を優先する考え方を指します。
    ボランティアに参加する人の中には、困っている人を助けたいという思いや、社会に貢献したいという価値観を持つ人が多いようです。
    このような動機を持つ人は、ボランティア活動を通じて、自分の思いやりや利他的な価値観を実践に移すことができます。
    例えば、以下のような思いがボランティア参加の動機になっているかもしれません。

    • 困難な状況にある人々を支援したい
    • 社会の役に立つ活動がしたい
    • 他者のために自分にできることを探したい

    これらの思いは、活動への参加を後押しする重要な要因の一つと言えるでしょう。
    他者への思いやりや利他的な価値観は、ボランティア活動の本質的な部分であり、多くの人がこの動機を持って参加していると考えられます。
    ボランティア活動は、自分の思いやりや利他的な価値観を実践する機会を提供し、参加者の満足感や達成感につながるのです。

    自身の成長や学びへの欲求も動機になる

    ボランティア活動への参加動機として、自身の成長や学びへの欲求も重要な役割を果たしています。
    参加することで、新しい知識やスキルを身につけたり、視野を広げたりすることができます。
    このような自己成長の機会を求める人にとって、ボランティア活動は魅力的な選択肢となるでしょう。
    以下のような成長や学びの機会が参加の動機になっているかもしれません。

    • 新しい知識や技術を学びたい
    • 自分の価値観や世界観を広げたい
    • 自分自身の可能性を探求したい

    ボランティア活動では、普段の生活では得られない経験や学びの機会に恵まれます。
    例えば、福祉施設でのボランティアを通じて、高齢者や障害者との接し方を学んだり、社会の多様性を理解したりすることができるでしょう。
    また、環境保護活動に参加することで、自然の大切さや持続可能な社会の在り方について考えを深められるかもしれません。
    このように、ボランティア活動は自己成長の機会を提供し、参加者の学びへの欲求を満たす役割を果たしています。
    自身の成長や学びへの欲求は、ボランティア活動への参加を促す重要な動機の一つと言えるでしょう。

    社会的つながりを求める動機も

    ボランティア活動への参加動機として、社会的つながりを求める欲求も見逃せません。
    参加することで、同じ志を持つ仲間と出会い、人間関係を築くことができます。
    このような社会的つながりを求める人にとって、活動は魅力的な選択肢となるでしょう。
    以下のような社会的つながりがボランティア参加の動機になっているかもしれません。

    • 新しい友人や仲間を見つけたい
    • 同じ価値観を持つ人々と交流したい
    • 地域社会とのつながりを深めたい

    ボランティア活動では、多様な人々と協力して目標に向かって取り組むことが求められます。
    この過程で、参加者同士の絆が深まり、長期的な友好関係が築かれることもあるでしょう。
    また、地域社会の活動に参加することで、地元の人々との交流が生まれ、コミュニティとの一体感を感じられるかもしれません。
    このように、ボランティア活動は社会的つながりを育む機会を提供し、参加者の所属感や連帯感を満たす役割を果たしています。
    社会的つながりを求める欲求は、活動への参加を促す重要な動機の一つと考えられます。

    ネガティブな感情からの逃避もボランティアの動機に

    時には、ネガティブな感情からの逃避がボランティア活動への参加動機になることもあります。
    日常生活でストレスや悩みを抱えている人にとって、ボランティア活動は気分転換の機会となるかもしれません。
    以下のようなネガティブな感情からの逃避が参加の動機になっている可能性があります。

    • 日常生活のストレスから離れたい
    • 自分の悩みから気を紛らわしたい
    • 新しい環境で気分をリフレッシュしたい

    ボランティア活動に打ち込むことで、自分の問題から一時的に距離を置き、精神的な安定を得られるかもしれません。
    また、ボランティア活動で他者に貢献することで、自己肯定感が高まり、ネガティブな感情が和らぐ効果も期待できるでしょう。
    ただし、ネガティブな感情からの逃避だけでボランティア活動を続けるのは難しいかもしれません。
    長期的なボランティア活動を続けるためには、他の前向きな動機も必要になってくるでしょう。
    とはいえ、ネガティブな感情からの逃避が活動へのきっかけになることは十分にあり得ます。
    そこから徐々に他の動機を見出していくことで、よりよいボランティア体験につながる可能性があります。

    キャリア志向の動機もボランティア参加に影響

    キャリア志向の動機もまた、ボランティア活動への参加に影響を与えます。
    活動を通じて、将来のキャリアに役立つスキルや経験を積むことができるからです。
    以下のようなキャリア志向の動機がボランティア参加を後押ししているかもしれません。

    • 自分の専門分野に関連するスキルを磨きたい
    • 実践的な経験を積んでキャリアアップにつなげたい
    • 活動で得た経験を就職活動にアピールしたい

    特に学生や若者にとって、ボランティア活動はキャリア形成の重要な一部となっています。
    例えば、教育関連のボランティアに参加することで、教師としてのスキルを磨くことができるでしょう。
    また、国際協力のボランティアでは、語学力や異文化理解力を高められるかもしれません。
    このようなキャリア志向の動機は、ボランティア活動への参加を促進する要因の一つと言えます。
    ただし、キャリア志向の動機だけでボランティアに臨むと、本来の目的を見失ってしまう恐れもあります。
    キャリアアップと社会貢献のバランスを保ちながら、ボランティア活動に取り組むことが大切でしょう。

    ボランティアに関わる性格と動機の相互作用

    協調性の高さが利他的動機を高め、ボランティア参加に

    協調性の高い人は、利他的な動機を持ちやすく、それがボランティア参加を促進するようです。
    この特性が高い人は、他者への思いやりや共感性が豊かな傾向があります。
    このような性格特性が、困っている人を助けたいという利他的な動機につながるのでしょう。
    そして、利他的な動機を持つ人は、ボランティア活動に参加することで、その思いを実践に移すことができます。
    つまり、協調性という性格特性が利他的な動機を高め、それがボランティア参加を後押しするという相互作用が考えられます。

    研究結果からも、協調性の高さと利他的な動機の組み合わせが、ボランティア活動への参加と強く関連していることが示されています。

    このことから、協調性の高い人は、利他的な動機を持ちやすく、ボランティア活動に参加する可能性が高いと言えるでしょう。

    ボランティア活動は、協調性の高い人にとって、自分の性格特性と動機を発揮できる最適な場と言えるかもしれません。 協調性と利他的動機の相互作用は、ボランティア参加を予測する上で重要な要因の一つと考えられます。

    外向性は協調性が低い人でのボランティア参加に影響

    外向性は、協調性が低い人のボランティア参加に影響を与えるようです。 協調性が低い人は、利他的な動機を持ちにくい傾向があります。

    しかし、外向性が高ければ、社会的つながりを求める動機が強くなり、ボランティア活動に参加するきっかけになるかもしれません。

    つまり、協調性が低くても、外向性が高ければ、ボランティア活動への参加が促進される可能性があるのです。 研究結果からも、協調性が低い人の中で、外向性の高さがボランティア参加と関連していることが示されています。

    このことから、外向性は、協調性が低い人にとって、ボランティア活動への参加を後押しする要因となり得ると言えるでしょう。

    ただし、外向性の影響力は、協調性が高い人ほど強くないようです。 協調性と外向性の相互作用は、ボランティア参加を予測する上で考慮すべき要因の一つと言えます。

    性格だけでなく動機の影響も考慮することが大切

    ボランティア活動への参加を考える上で、性格だけでなく動機の影響も考慮することが大切です。

    性格特性は、ボランティア参加に一定の影響を与えますが、それだけで参加を決定づけるものではありません。

    ボランティア活動に対する個人の動機も、参加の意思決定に大きく関わってくるでしょう。 例えば、協調性が高くても、利他的な動機が乏しければ、ボランティア活動に積極的に参加しないかもしれません。

    逆に、協調性が低くても、キャリア志向の動機が強ければ、ボランティアに参加する可能性があります。 このように、性格と動機の両面から、ボランティア参加の要因を総合的に考察することが重要です。

    性格と動機の相互作用を理解することで、より正確にボランティア参加を予測し、促進するための方策を立てることができるでしょう。

    ボランティア活動への参加は、性格と動機の複雑な相互作用の結果であり、一面的な見方では十分に説明できないと言えます。

    協調性と利他的動機の組み合わせがボランティアに最適

    協調性の高さと利他的な動機の組み合わせは、ボランティア活動への参加に最適だと考えられます。

    この特性の高い人は、他者への思いやりや共感性が豊かで、チームワークを大切にする傾向があります。

    そして、利他的な動機を持つ人は、困っている人を助けたいという思いや、社会に貢献したいという価値観を持っています。

    この二つの要素が組み合わさることで、ボランティア活動への参加が強く促進されるのです。 協調性の高さは、ボランティア活動で求められる対人スキルや協調性を発揮するのに適しています。

    また、利他的な動機は、ボランティア活動の本質的な目的である社会貢献と合致しています。 つまり、協調性と利他的動機は、ボランティア活動への参加と深く結びついた要因と言えるでしょう。

    この組み合わせを持つ人は、ボランティア活動に参加することで、自分の性格特性と動機を存分に発揮できると考えられます。

    協調性と利他的動機の相乗効果は、ボランティア参加を促進する上で重要な鍵となるでしょう。

    ボランティア参加を予測する要因

    性格と動機の両面から見ることが参加予測に有効

    ボランティア参加を予測する上で、性格と動機の両面から検討することが有効だと考えられます。

    性格特性は、ボランティア活動への参加に一定の影響を与えますが、それだけでは十分な予測力を持ちません。

    一方、ボランティア活動に対する個人の動機は、参加の意思決定に大きく関わってきます。 したがって、性格と動機の両方を考慮に入れることで、より正確にボランティア参加を予測できるでしょう。

    例えば、協調性が高く、利他的な動機を持つ人は、ボランティア活動に参加する可能性が非常に高いと言えます。

    逆に、協調性が低く、利他的な動機も乏しい人は、ボランティア活動への参加が少ないかもしれません。

    このように、性格と動機の組み合わせを見ることで、ボランティア参加の予測精度を高められると考えられます。

    ボランティア活動への参加を促進するためには、性格特性だけでなく、個人の動機にも着目する必要があるでしょう。

    性格と動機の両面からアプローチすることで、より効果的なボランティア参加の促進策を立てることができると期待されます。

    特に協調性と利他的動機の組み合わせが参加を後押し

    ボランティア参加を予測する上で、特に協調性と利他的動機の組み合わせが重要だと考えられます。

    協調性の高い人は、他者への思いやりや共感性が豊かで、チームワークを大切にする傾向があります。 そして、利他的な動機を持つ人は、困っている人を助けたいという思いや、社会に貢献したいという価値観を持っています。

    この二つの要素が組み合わさることで、ボランティア活動への参加が強く促進されるのです。 研究結果からも、協調性と利他的動機の組み合わせがボランティア参加と最も強く関連していることが示されています。

    つまり、この組み合わせを持つ人は、ボランティア活動に参加する可能性が非常に高いと言えるでしょう。

    ボランティア活動は、協調性と利他的動機を発揮するのに最適な場であり、この組み合わせを持つ人にとって魅力的な活動だと考えられます。

    ボランティア参加を予測し、促進するためには、協調性と利他的動機の相乗効果に着目することが重要だと言えます。

    外向性は協調性が低い人の利他的動機を補う役割も

    外向性は、協調性が低い人の利他的動機を補う役割を果たすことがあります。

    協調性が低い人は、利他的な動機を持ちにくい傾向があります。 しかし、外向性が高ければ、社会的つながりを求める動機が強くなり、それがボランティア活動への参加を後押しするかもしれません。

    つまり、外向性は、協調性が低い人にとって、利他的動機の不足を補うような働きをするのです。

    研究結果からも、協調性が低い人の中で、外向性の高さがボランティア参加と関連していることが示されています。 このことから、外向性は、協調性が低い人のボランティア参加を予測する上で、重要な要因となり得ると言えるでしょう。

    ただし、外向性の影響力は、協調性が高い人ほど強くないようです。 外向性は、協調性の低さを完全に補うことはできませんが、ボランティア参加を促進する一定の役割を果たすと考えられます。

    誠実性や開放性からのボランティア参加予測力は限定的

    この2つは、ボランティア参加を予測する上で、限定的な役割しか持たないようです。

    誠実性は、勤勉で責任感が強く、規律正しい性格特性を指します。 開放性は、知的好奇心が高く、新しいアイデアに興味を持つ性格特性です。

    これらの性格特性は、ボランティア活動への参加とは直接的な関連性が低いことが示されています。 つまり、誠実性や開放性の高低だけでは、ボランティア参加を十分に予測することはできないと言えるでしょう。

    ただし、誠実性や開放性が間接的にボランティア参加に影響を与える可能性は否定できません。 例えば、開放性の高い人は、新しい経験を求めてボランティア活動に参加するかもしれません。

    また、誠実性の高い人は、ボランティア活動で求められる責任感や規律正しさを発揮できるかもしれません。

    しかし、全体的な傾向としては、誠実性や開放性とボランティア参加の直接的な関連性は弱いと考えられます。

    まとめ:ボランティアに向いている性格と動機

    協調性の高さと利他的な価値観の組み合わせが最適

    ボランティア活動に最も適した性格と動機の組み合わせは、協調性の高さと利他的な価値観だと言えます。

    協調性の高い人は、他者への思いやりや共感性が豊かで、チームワークを大切にする傾向があります。

    そして、利他的な価値観を持つ人は、困っている人を助けたいという思いや、社会に貢献したいという動機を持っています。

    この二つの要素が組み合わさることで、ボランティア活動への参加が強く促進されるのです。

    ボランティア活動は、協調性と利他的な価値観を発揮するのに最適な場であり、この組み合わせを持つ人にとって非常に魅力的な活動だと考えられます。

    研究結果からも、協調性と利他的な価値観の組み合わせがボランティア参加と最も強く関連していることが示されています。

    つまり、この組み合わせを持つ人は、ボランティア活動に参加し、活躍する可能性が非常に高いと言えるでしょう。

    ボランティアに向いている性格と動機を一言で表すなら、「協調性が高く、利他的な価値観を持つ人」ということになります。

    外向的で協調性が低くても利他的動機があれば参加しやすい

    外向的な性格は、協調性が低くても利他的な動機があればボランティア参加を促進する可能性があります。

    外向性の高い人は、社交的で積極的、活動的な特徴を持ち、社会的つながりを求める傾向があります。 この特徴は、利他的な動機と組み合わさることで、ボランティア活動への参加を後押しするかもしれません。

    つまり、外向性は、協調性の低さを補うような働きをし、利他的な動機があればボランティア参加を促進するのです。

    研究結果からも、協調性が低い人の中で、外向性と利他的な動機の組み合わせがボランティア参加と関連していることが示されています。

    このことから、外向的で協調性が低くても、利他的な動機を持っていれば、ボランティア活動に参加しやすいと言えるでしょう。

    ただし、外向性の影響力は、協調性の高い人ほど強くないようです。

    外向性と利他的な動機の組み合わせは、協調性の高さほどではありませんが、ボランティア参加を促進する一定の効果があると考えられます。

    性格と動機の相互作用を考慮した理解が重要

    ボランティア活動への参加を理解する上で、性格と動機の相互作用を考慮することが重要です。

    性格特性は、ボランティア活動への参加に一定の影響を与えますが、それだけでは十分な説明力を持ちません。

    一方、ボランティア活動に対する個人の動機は、参加の意思決定に大きく関わってきます。

    したがって、性格と動機の両方を考慮に入れ、その相互作用を理解することで、ボランティア参加をより深く捉えることができるでしょう。

    例えば、協調性と利他的な動機の組み合わせは、ボランティア参加を強く促進します。 また、外向性は、協調性が低い人の利他的な動機を補う役割を果たすことがあります。

    このように、性格と動機の相互作用を見ることで、ボランティア参加の複雑な要因を明らかにできると考えられます。

    最後に

    ボランティア活動への参加を促進するためには、性格特性だけでなく、個人の動機にも着目する必要があるでしょう。

    そして、性格と動機の相互作用を理解することで、より効果的なボランティア参加の促進策を立てることができると期待されます。

    ボランティア参加は、性格と動機の複雑な相互作用の結果であり、一面的な見方では十分に説明できません。

    性格と動機の両面から、ボランティア参加の要因を総合的に考察することが重要だと言えるでしょう。

    tokiwa eisuke

    ライター 兼 編集長:トキワエイスケ @etokiwa999
    株式会社SUNBLAZE代表。子どもの頃、貧困・虐待家庭やいじめ、不登校、中退など社会問題当事者だったため、社会問題を10年間研究し自由国民社より「悪者図鑑」出版。その後も社会問題や悪者が生まれる決定要因(仕事・教育・健康・性格・遺伝・地域など)を在野で研究しており、社会問題の発生予測を目指している。凸凸凸凹(WAIS-Ⅳ)。