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  • 執筆者の写真Tokiwa Eisuke

インド教育系NGO7団体とアメグミが提携、スマホをオンライン教育ツールとしてPoC開始

更新日:2021年8月10日


このたび機能特化スマホ「サンブレイズフォン(SUNBLAZE Phone)」を開発する株式会社アメグミのインド法人Amegumi India Pvt Ltd(取締役:福岡洸太郎)は、インド教育系NGOと提携し、教育の機会が無い貧困層へオンライン教育を提供する実証実験(PoC)を開始したことをお知らせします。

インドでは3月末のロックダウン以後、学校が閉鎖されオンライン教育のみとなっております。スマートフォンやタブレットなどの電子端末が無い子どもは約1億人もおり(※1)、そのためその子どもたちは7か月以上教育から隔離されています


※1:National Council of Educational Research and Training

https://www.indiatvnews.com/education/news-ncert-survey-online-education-students-do-not-have-access-laptop-smartphones-electricity-online-classes-643500


 この様な子どもたちへ教育の機会を提供するツールとしてSUNBLAZE Phone(スマートフォン)を、教育機関を通して提供しております。


 いずれの機関も「ゲーム」や「エンターテイメント」アプリがダウンロードできないという特徴と安価であるという点、ZoomやWhatsAppなど最低限の機能が使えることが実証実験開始の要因となりました。親や教育機関からは「スマホを渡しても1日中ゲームばかりしてしまうが教育を受けさせたい」という課題があがっており、それを解決する形での実証実験(PoC)の開始となりました。


以下、提携教育機関7団体を紹介します。


1. Super30 http://super30.org/


 インド北部パトナ、最貧州であるビハール州にて才能があり、学びたいが学ぶことができない生徒30人を毎年集め、無料で教育・食事・宿を施しています。インド最難関のIIT(インド工科大学)への合格率は90%を超えています


 コロナによるロックダウン後、教育プロジェクトを実施できておらず。どの様な状況でも教育を施すことができるよう弊社デバイスを活用し、コロナ後も続くオンライン教育プロジェクトを企画・準備中です。弊社端末32台の活用が決定しています


※下記詳細記事(前回のリリース記事)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000033101.html


2. Amarpusph Educational & Welfare societyhttps://amarpushp.org/


 インド北部ノイダを中心に子どもへの教育支援に加え、女性の自立支援、貧農の支援も含めて貧困家庭を全体的かつ長期的にサポートする活動を実施しています。


 同じくノイダの大学、Sharda Universityとも提携しており、質の高い教育を学びたい意欲のある子どもへ教育を提供しています。


 大学・当教育NGO・弊社によるプロジェクトが発足し、先日キックオフイベントとともに10人の子どもへの配布が行われました

3. Phia Foundationhttp://www.phia.org.in/


 インド北部デリーにて、出稼ぎ労働者等の貧しい子ども200人ほど向けに教育を施している。インド大手企業からのサポートも受けて運営しているNGOになります。コロナ後は教育を実施できていなかった中、オンライン教育を検討していました。


 その際にゲームが使えないスマホ、SUNBLAZE Phoneを提案したところ、提携&実証実験が実現しました。まずは10人の子どもへ提供することが決まっています


4.Free School in Sujata


 最貧州ビハール州のブッダガヤ近郊のスジャータ村にて学校に行っても先生にいじめられてしまう不可触民の方30名ほどへ教育を施すフリースクールです


 コロナ後の閉鎖に加え、従来からの先生・教材の質向上のために活用すべくSUNBLAZE Phone10台を活用して実証実験を開始


 今後もNGOにとどまらず教育系機関や子ども向けスマホとして展開していく予定です。また、企業のCSR活動とのタイアップも計画しており、ひとりでも多くの方が機会を得られるよう事業を推進していきます。


5. Digital Empowerment Foundationhttps://www.defindia.org/


主に農村部にて教育のデジタル化を推進しています。10,000を超えるチームメンバーと23州、500の土地にて子供のみならず大人のデジタルリテラシー教育も含めた様々な教育支援を実施しています。


対象地域の大半において子供はスマートフォンを(タブレットやラップトップはもちろん)持っていないため、アンドロイドスマートフォンの配布を実施した経験を持っています。


しかしゲーム使用のみで管理できないという課題を持っていました。ゲームアプリをダウンロードできない、かつ価格が既存使用のものの1/3という弊社スマートフォンを提案し、2台実証実験を開始しました。


教育向けアプリを開発中であり、弊社スマートフォンに適応する形での開発を模索中です。


6. Smart Village Movement、AP州Malikipuram村 https://www.smartvillagemovement.org/


UC Berkeley指導のもと、世界34億人の田舎にいる農家がテクノロジーの力でグローバルマーケットにアクセスできるようサポートを実施しています。現地政府による予算サポートも活用しています。


農業アプリBighaatを搭載した弊社スマートフォン4台を活用した農業の効率化のためのパイロットテストを開始しました。


農業教育・医療教育・学生教育とインド農村部における3つの課題を機能制限(ゲームがない)スマートフォンを活用することで解決していく取組です。

7. Open Links Foundationhttps://www.ticklinks.com/Login/Login.Html


電子教材TickLinksアプリの開発と拡販をしています。先生の質が高くない地域でもフリーの電子教材を活用して教え方を学ぶことができ、教育の質を高めることが可能です。


インドの教育カリキュラム“CBSE”にのっとっている。Bharti Foundation(14州にて200の学校を運営。800の政府系の学校と提携)と提携しています。


大規模な勉強のコンテストを開催しており、次回開催時の景品として閉鎖スマートフォンを勉強用スマートフォンとして導入予定です。オンライン教育用、親が子供に持たせる最初のスマートフォンとしてのブランディングを強化していきます。

SUNBLAZEの名前の由来は日本法人代表 常盤の原体験にあります。

常盤は10年前にバイトのお金でスマホを買いました。

最初はSkypeの無料電話が目的でしたが、その後Google検索やAmazon中古書籍で勉強して、

Facebookにその内容を投稿して、Wantedlyで転職して、

CampfireとReadyforでお金を集めてやりたいことをやってきました。

スマホは常盤の未来を切り開いてくれました。

Blazeには切り開くという意味と燃え盛るという意味があります。

SUNBLAZEとは「燃え盛る太陽がユーザーの未来を切り開く」という意味です。


以下が弊社のコンセプトになっております。


「新しい運命を切り開け」

努力する人は常識や運命によって否定される

誰かが「そんなことはできない」と言った

誰かが彼らを笑っている

彼らは孤独で、成功する方法を知らない

そんな彼らの「夜」を私たちだけが理解者となる

その夜を照らす燃え盛る太陽が彼らの情熱であり未来だ

私たちはその情熱を応援したい、その未来を一緒に見たい

努力家のためのスマートフォン「SUNBLAZE Phone」



■株式会社アメグミについて


 小さいころの悪い家庭環境を原体験に、同じような家庭の人たちを支援することをミッションに掲げて、2016年10月に起業。新興国の農家や労働者が利用する安価・長持ち・最低限機能のスマートフォン向けのOSを開発。深センのOEM/ODMと共同でスマートフォンを生産し、企業向け(社員や契約先)に販売する。これまでDelight Ventures、個人投資家の山本真司氏、川田尚吾氏、本田謙氏、他数名から出資を受けている。


住所(登記上):東京都千代田区平河町1-6-15USビル8階

Webサイト: https://www.sunblaze.jp/?lang=ja

担当者:代表 常盤

連絡先:eisuke.tokiwa@amegumi.com

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